2013年12月05日

土佐市宮ノ内・白木果樹園で文旦の奥深さにふれる。

昨日は春野の西込柑橘園さんだけじゃなく、土佐市の白木果樹園さんも訪問しました。

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土佐市は高知県南央部にあります。高知市中心部から車で30分くらいのところ。

土佐市は「土佐文旦」「小夏」などの果物類、「スイカ」「メロン」「ピーマン」「キュウリ」「ショウガ」「シシトウ」などの野菜類、日本有数の生産量を誇る「カサブランカ」「ソリダスター」などの花卉類と多岐にわたる品目を生産している園芸王国。白木さんはそんな土佐市の中でも土佐文旦発祥の地である宮ノ内という地区で、土佐文旦(とさぶんたん)や水晶文旦(すいしょうぶんたん)などを栽培されています。


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一目でわかる宮ノ内マップがお出迎え。


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お仕事中の白木さん。


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まずはハウス文旦の見学。


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「これは夏文旦と呼ばれる文旦。」との説明。


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割って味見をさせてくださいました。夏文旦は河内晩柑とも呼ばれ、土佐文旦とはまた違った味わい。


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一口に文旦といっても実は50種類くらいあるそうで、これは”ひょうたん”という文旦。まさにひょうたんの形。


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販売用ではなく、参考に植えられていた何種類かの変わった文旦の中の1つ。かなりの大きさです。


文旦類は基本的に同一花粉では受粉されにくい果実のため、小夏を使って受粉されているそうです。え~!文旦の実を成らすのに小夏が活躍するがや!!耳かきについてる白いふわふわの梵天と呼ばれる部分に、機械で取り出した小夏の花粉をつけて一つ一つ手作業で文旦のおしべに受粉させていくとのこと。うわ~・・・、気が遠くなる作業やき(>_<)。

しかも、受粉から一カ月後に小指から親指大になった果実が数個成っている中から良いものだけを一個残し、あとは全部落としていくんですって!!それも梅雨時期の温室施設の中で・・・。なんて過酷な作業なんだ!!

ちなみに文旦、高知ではすごく親しみのある果物なのですが全国的にはそんなに知られていないかもしれませんね。日本における2010年の文旦収穫量は9,719 トン、そのうち約90%が高知県において生産されている(Wikipedia)とのこと。グレープフルーツや夏みかん、はっさくは文旦の血を引いてるのだとか。


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こんな感じに実ります。九州では”ザボン”と呼ばれています。


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向かいの文旦山ではちょうど散水されてました。


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収穫の時期を迎えてたわわに実る文旦。


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山のてっぺんに見える杉の木は別の人の山のものですが、ちょうど風よけの役目を果たしてくれているとのこと。


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わたしたちが白木さんに文旦の説明をしていただいている間にも、白木さんのお父さんはもくもくと作業を続けられていました。


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モノラクと呼ばれる運搬機に乗ってさっそうと山を上がっていくお父さん。


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白木さんのご厚意により、リオネルさんとわたしもモノラクに乗せていただきました♪わ~い、嬉しいな!こどもの頃おじいちゃんちのみかん山で乗って以来だ~☆


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モノラクからの山の眺め。さんさんと太陽の光が降り注ぎます。


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文旦を間近に見ながらのモノラク・ライディングタイム。柑橘アドベンチャーだ~☆


文旦山を大満喫した後、近所の神社にも立ち寄りました。


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この土地を守ってくださってありがとうございます!


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栽培の神様”御作培様(おさばいさま)”も祀られていました。

白木さんに、文旦にまつわるたくさんのお話をお聞きしましたが、その知識や情報量はさすがブンタンマン!文旦のことをたくさん知りたいのだそうです。鎖国していた時に外国から長崎に入ってきた文旦を、お嫁入りされるお姫様がその種の多さにあやかって子宝に恵まれるようにと嫁ぎ先に持参され、庭に植えられたというエピソードがとっても素敵でした。

白木さんの文旦愛は半端じゃなくて、この日文旦ジュースをいただいたのですがその誕生秘話がまた心に残りました。


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土佐文旦ジュース”土佐文旦ぶんぶん”。文旦果汁の爽やかさと薄皮独特のほろ苦さの味のバランスが絶妙の仕上がりに。

とある夏、死期が近づいているおじいちゃんがどうしても土佐文旦を食べたいというので探している、という問合せを受けたそうです。でも土佐文旦は夏の時期にはないんですね。果実のまま夏まで置くことはできないけれど、果汁をジュースにしておくことならできる・・・。その年には間に合わなかったけれど、ひょっと誰かがこんなふうに夏に文旦の味を求めた時に応えてあげられるのではないか。そんな想いが文旦ジュース誕生のきっかけになったのだそうです。

そういう話を伺った上でいただくジュースは、もう愛の結晶なんですよね。文旦はみかんよりもずっと皮があつくてむきにくく、さらにグレープフルーツと同じく中の薄皮が苦いのでそれも丁寧にむくという非常に手間がかかる食べ方になりますが、”むくのがめんどくさいき”という理由でジュースを選ぶのではなく、文旦のあの味わいを季節を問わずに気軽に味わうために飲んでほしいなと思ったことでした。

驚きや発見、感動いっぱいの白木果樹園さん訪問。大好きな文旦がよりいっそう大好きになりましたよ♪収穫・発送のお忙しい中、貴重なお時間をいただき本当にありがとうございました!今度お礼にお弁当差し入れしに行きますからね(^▽^)/


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白木さんとリオネルさんの素敵な2ショット☆今日も大充実の一日に大感謝!

◆白木果樹園のホームページ:温室土佐文旦の季節。お歳暮やお年始に。
◆白木果樹園かわら版
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白木果樹園さんのことを応援したくなるラブレター♪
◆白木さんとこで得た喜び:白木さんの文旦にかける愛にふれ、こんなにも素敵な方が身近にいるという感激。

★★★ 白木果樹園さんの愛情きらめく幸せ土佐文旦、エイネ♪ ★★★
posted by エイネ at 21:59| Comment(0) | 生産者さん訪問 | 更新情報をチェックする

2013年12月04日

高知市春野町・西込柑橘園で朝獲れ・朝絞りみかんジュースに舌鼓♪

今日は仕事で東京から高知に来られたフランス人のリオネル・デルソさんとともに、高知市春野町にある西込柑橘園さんへ。

リオネルさんは日本の柑橘に興味を持たれており、先月高知で開催された”高知・酢みかん文化を楽しむ会”にもわざわざ東京から参加されたそうです。わたしも行きたかった(>_<)。

南国土佐の高知では香りと酸度の高い香酸柑橘がいろいろと育てられており、果肉をいただくのはもちろん、その果汁を調味料としても使います。特に高知でメジャーなのは柚子(ゆず)なのですが、今ヨーロッパでは柚子がブームになっているのだそうです。でも柚子以外にもブシュカンや直七、小夏、文旦なども楽しめます。意外と知られていないけれど、高知で育てられているみかんもとっても甘くておいしいんですよ~!

リオネルさんは、朝自分で柑橘をしぼって生ジュースを楽しむ”朝カン習慣”をフェイスブックで提案されており、そのアイデアに共感したわたしは今がちょうど収穫の時期であるみかんを朝自分でとって、その場で生搾りジュースにしていただくプランをおすすめして一緒にでかけました。


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春野にある西込さんのみかん山からの眺め。


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一本の木になっているみかんをみんなが一緒になって収穫していきます。


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収穫チームがかごに集めたみかんをコンテナに集め、トラックに積む係も。今日は農業大学校の学生さんも参加。


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実はけっこう急な斜面なのですが、みなさんバランスを保ちながら収穫されていました。


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朝日を浴びながらリオネルさんとわたしも収穫のお手伝い。


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枝からはさみで切ったみかんのヘタの部分をさらにていねいに切ります。リオネルさんも真剣!


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西込さんの奥さまと記念撮影☆


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ある程度収穫のお手伝いをさせていただいた後で、つみたてのみかんを生搾りジュースに。西込さんが直々にしぼってくださいました。


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キラキラのオレンジ果汁が注がれていきます。


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見るからに果汁いっぱい☆早く飲みたい!!


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みんなで乾杯して、いただきました。最高の美味しさに西込さんもこの笑顔。


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リオネルさんも大満足♪「今まで飲んだみかんジュースの中で一番美味しい!」


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みかんとともに光り輝く西込スマイル(^▽^)v


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素晴らしい眺めを満喫しながら過ごす極上のひととき。


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とっても素敵な朝カンタイムに感謝しながら西込さんとも記念撮影☆


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みかんってこんなにも高い山の上で、しかもかなりの急斜面で育てられているんだなあ・・・。コンテナいっぱいにしたらけっこうな重さになるし、重労働だ・・・。収穫もさることながら、ここにこれだけたくさんのみかんを植えたことがほんとすごいなあ・・・。

わたしの母方の祖父も山でみかんを育てていたので子どもの頃はみかん狩りがすごく楽しみでした。30年ぶりくらいのみかん狩り体験に、感動しまくり!食の現場を知るってとっても大事なことだ!!

お忙しい中お山の農園まで案内してくださった寿恵さん、作業中にも関わらずつみたて手搾りみかんジュースをごちそうしてくださった浩一さん、きさくにわたしたちを受け入れてくださったみなさん、こんな機会を体験するきっかけをくださったリオネルさん、本当にありがとうございました!

こうやって生産の現場に立ち、そのプロセスの中に自分が参加することで、西込柑橘園さんの育てられたみかんの意味や価値が自分の中で大きく変わりました。いろんな人にこんな体験をしてほしいな。そしたらきっと、”むくのめんどくさい”なんて言えなくなると思うな。

足元にある宝物にふれた幸せを味わいながら、改めて食の生産現場と消費者との距離を縮める仕事が必要だと痛感したことでした。西込さんとこ、あなたもいつか一緒に行きませんか?(^-^)


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こんな素敵な笑顔に出会えますよ♪

◆西込柑橘園さんのホームページ:お歳暮用みかん、県外発送受付中!
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◆西込柑橘園さんのフェイスブックページ
◆今日得た喜び:生産の現場を体感し、生産者さんの笑顔や想い、お仕事に直接ふれ、身近になったみかんとの距離。

★★★ 太陽いっぱい浴びて育った西込柑橘園さんのまごころみかん、エイネ♪ ★★★
posted by エイネ at 22:27| Comment(0) | 生産者さん訪問 | 更新情報をチェックする
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